奥鬼怒山紀行から
2003.6.21(土)〜22(日)農園の仲間総勢8名は、H氏の懐かしい思い出の地、山深い奥鬼怒に向かった。梅雨の真っ最中だったが突然の好天に恵まれ、まさにたなぼたの登山日和となった。女夫渕温泉から、場違いの八丁の湯、加仁湯を経て日光沢温泉に到着。昔ながらの建物だが山男にはほっとする雰囲気だ。この雰囲気はいつまでも残して欲しいと思う。 鬼怒沼は雲上の楽園だ。尾瀬のような派手さはないが静まり返った雰囲気がいい。足元には小さな花、タテヤマリンドウ、チングルマ、モウセンゴケ...風に揺れるワタスゲもいい。初夏の鬼怒沼湿原 ― 風のささやきのなか、小さな花と戯れた山行きであった。 |